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【指示されると、なんかやりたくなくなるのって何でだろう??】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上

脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。

 

【指示されると、なんかやりたくなくなるのって何でだろう??】

 

みなさん、こんにちは。

『身体・心・脳を育て、すべての子ども達に身体を使って楽しさを伝える』

【運動保育士会】です。

 

みなさんは、小さい頃、宿題をしようかなと思って

動き出し始めたタイミングで、お父さん、お母さんから

「宿題やったの?ちゃんとやりなさい!」と言われて、

宿題をやる気持ちが無くなってしまったり、

「もうやったよ」と口答えをしたことはありませんか…?

 

人は相手に自分の行動を決定されたときに、

それに反発する態度を取りやすいことを知っていますでしょうか?

心理学では、「心理的リアクタンス」と呼ばれていて、

『自身の自由を外部から脅かされた時に生じる、

自由を回復しようとする反発作用』のことを意味するそうです。

 

大人でもお子さんでも人が食欲や睡眠欲、物欲などに加え、

「自律性の欲求(自己決定したいという欲求)」を

持っているとされています。

先ほどの宿題を例に挙げてみると、誰かに【宿題を行う】という

行動を決めつけられてしまったことで、

自己決定するという自由が奪われたと感じて、

反発的な態度を取ってしまっているといったケースになります。

 

運動であっても、「もうこれやった?」「ここはこうして」

「ほらほら、ここはこうだよ」と常に先回りし、

全てを指導側が指定してしまうことで、

お子さんはどのように感じるでしょうか?

※お子さんの安全確保のため場面によっては、

全て大人が決定する時もあります。

 

関わり方に「絶対」はありませんが、

選択肢を提示してあげる方法はおススメです。

いくつかの選択肢を用意してあげることで、

お子さんも自己決定できる余裕が生まれて活動に取り組みやすくなります!

 

 

 

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