2020年12月01日
【注意力って何だろう?②】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上
脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
【注意力って何だろう?②】
こんにちは。
『身体・心・脳を育て、すべての子ども達に身体を使って楽しさを伝える』
【運動保育士会】です。
先日の投稿では、注意力の5つの機能
(①感度②選択制③転導性④持続性➄制御)について書きました。
生まれたての赤ちゃんに高次な注意力はまだ備わっていません。
注意力の持続については、
・幼児期…年齢+1分
・小学校低学年…15分程度
・小学校高学年…25分程度
・中学生…30分程度
・高校生…45分程度
とも言われています。
これは、柳沢運動プログラム運動保育士認定講座の中でも
お伝えしている、脳の興奮型・抑制型の発達とも関係しています。
幼児期のお子さんの脳は不活発型・興奮型が大半を
占めているため、抑制・制御を学び中の期間となります。
もちろん、お子さんが好きなこと・興味がとてもある
内容であればこの通りではありません。
注意力を高めていくには、睡眠・食・休憩・遊ぶ時間などの
お子さんの生活習慣を整えていくことも大切です。
また、お子さんは意識を切り替えていく転導性の機能も
大人に比べると切り替えが難しいこともあります。
不安なことや、気になることがあるとそのことで
一杯になってしまうことが大人よりも多いことも、
大人が知っておいてあげる必要があると思います。
そして、お子さん達は大人の言葉の影響を大きく受けます。
日頃からかけているお子さん達への言葉を
少し見直すことも、注意力を高めていく上での
ポイントとされているのでおススメですよ♪
参考文献:小嶋知幸,『図解やさしくわかる言語聴覚障害』, ナツメ社,2016
川口翔吾, 【子どもの集中力を高める方法。こんなコツがあります!』,2019.8.9,
ttps://www.nobiru.jp/…/enhance-children-concentration.php (参照:2020・11・30)
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