2020年09月26日
【作業療法士が徹底深掘り!!縄跳び解剖編①~④】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上
脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
【作業療法士が徹底深掘り!!縄跳び解剖編①~④】
こんにちは。
作業療法士の松井です。
今回は、縄跳び解剖編の③になります。
今回は、
「④縄が来る前に両足を揃えて上方へ飛ぶ」について、
もう少し考えてみたいと思います。
縄を回し始めると、次は縄を見て飛び越そうと
ジャンプする動きが必要になります。
この段階では、縄が顔の前を一瞬で通過したことが
見えなければなりません。
もし、視覚(視野や認知や眼球運動など)に苦手さを
持っていた場合、通過する縄を目で捉えられず、
ジャンプするタイミングが測れないかもしれません。
また、2つ以上のことを同時に行うことが
難しい方にとっては、「腕を回す」と
「一瞬見える縄が足元に到達するタイミングを測ること」と
「ジャンプすること」の同時進行
(【苦手を克服するおすすめの教え方】発達障害でもわかる縄跳びの跳び方とは?)
も難しさの要因になります。
視覚(視野や認知や眼球運動など)に苦手さを
持っている場合では、白ではなく目につきやすい色がおススメです。
2つ以上のことを同時に行うことが難しい場合には、
腕と脚を一緒に同じテンポで動かす運動・遊び1)2)などが
方法として挙げられます。
その際、手拍子やメトロノームなどを用いて、
聴覚的にもリズムがわかるのも良いと思われます。
参考文献
1) 倉 昂輝:不器用さを有する年長児に対して短縄跳びに焦点を当てアプローチした一例.第40回近畿作業療法学会,2020
2) 運動を獲得していくまで~縄跳び編~ 作業療法士の発達障害と向き合う日々 https://ot-ahilu.hatenablog.com/entry/2016/01/24/105110 (閲覧日2020/09/23)
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