2020年11月08日
【視力と視機能】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上
脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
【視力と視機能】
こんにちは。
『身体・心・脳を育て、すべての子ども達に身体を使って楽しさを伝える』
【運動保育士会】です。
最近ではお家にいる時間が長くなり、
メディア機器に長い時間触れる場合、
お子さんの視力が低下しないか心配な親御さんも
いらっしゃるかと思います。
まず、視力とは物の形態を識別する能力のことを指します。
もちろん視力も大切ですが、
視覚機能もとても大切な目の機能です。。
それも学校で必要な目の機能とは何かをご紹介いたします。
我々の目は小さな6つの筋肉
(上斜筋・上直筋・内直筋・外直筋・下直筋・下斜筋)で
コントロールされています。
片目だけでは物を立体的に捉えられない為、
左右12個の筋肉が連携し合うことで、
なめらかで複雑な目の動きが可能となります。
そして、目には様々な機能が備わっており、
それらを上手く組み合わせて使うことで
学習や運動を効率よく行うことが出来ます^^
●固視
自分が見たいものに目を向け、その対象を見続ける。
事例:見本を見る、相手の顔を見る。
●追視
動く物・並んでいる物に視線を向け続け、
動きに合わせて追い続ける。
事例:ボール遊び全般、教科書の字を読む。
●輻輳(ふくそう)
目の前の対象に両目のピントを合わせるため、目が鼻側へ集まる。
事例:黒板から自分のノートに視線を移す。
●サッケード性運動
現在見ていない別の対象物に瞬間的に視線を向ける。
事例:お手本と自分が書いている文字を見比べる、
本を読む時に行の最後から次の行へ視線を移す。
●中心視
意識してものを見る時に使います。
一点を凝視することで色や形を正確に捉えることが出来る。
●周辺視
景色を見たりなど、動作時に無意識にぼんやりと
見ている時に使います。中心視の周辺部の広い範囲の動きや
位置を捉えることが出来ます。
動いている物や光に対して反応が速いのが特徴です。
学習に必ず必要になる目の上記の機能や動きは、
「ビジョントレーニング」といった訓練でも向上できますが、
現代の子に失われつつある遊び・・・
鬼遊び・固定遊具遊び・ふれあい遊びなどを
幼児期からたっぷり経験させてあげることで、
就学前から視覚機能を向上させることが出来ますよ!!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
脳科学や発育発達に関するメルマガ登録はこちらhttps://88auto.biz/hiroki1027/touroku/thread34.htm
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
#柳沢運動プログラム #幼児期 #保育 #未満児 #子育て
#運動遊び #フィールドアスレチック #パルクール #ボディーイメージ #運動神経 #視機能 #目の話