2021年08月20日
【動きのタイミングと予測】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上
脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
私たちが既に経験をした慣れた運動を行う時には
自分の体がどのように動くのかなど、
自分自身がこれまで何度も経験したことが脳内に蓄えられて、
蓄えられた記憶によって、自分の運動の結果を
予測できるようになり、先回った運動ができるようになります。
縄跳びを例に出してみると、
縄跳びと跳ぶとき(大縄跳び)に必要な要素として
①両足を揃える
②両足を揃えたままジャンプする
③視覚で縄を捉えてジャンプする
ことが必要になります。
③の、視覚で縄を捉えてジャンプをするためには
ある程度の予測が必要になってきます。
この縄という物体はこのぐらいの速度で動いているから、
この辺りで跳べば丁度いいかな!!
といった予測です。
予測をするためには経験の蓄積が必要になります。
ひたすら縄跳びを練習させるのもひとつですが、
熱血な子ども達ばかりではありませんので
辛い思い出にしかならない子も出てきてしまいます。
縄の動き・縄の動きと自身の動きを合わせるための
予測をつくるために、縄を動かしてみたり、
少し左右に振った縄を跳んでみたりすることで、
少しずつ縄の特性を知り遊ぶことができていきます。
視覚で縄の動きを捉えて、縄のスピードや位置などの情報から
跳ぶタイミングを割り出していきます。
運動(例:縄を跳ぶ)を正確に行うには、複数の筋が協調して活動(それぞれの筋の適切な強さと的確なタイミングで筋を縮めること)することが必要になります。
この制御を行っているのは小脳と呼ばれる、後頭部の背骨寄りにある脳の部位になります。
遊びについては柳沢運動プログラムの書籍の中にも遊びが多く掲載してありますので、
取り入れてみてくださいね!
参考文献:柳沢秋孝,2002,『「生きる力」を育む幼児のための柳沢運動プログラム 基本編』,オフィスエム
柳沢運動プログラムの概要や遊び、発育発達に関する情報が掲載されている資料はこちら
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