2021年09月21日
【楽しくぴょんぴょん♪ジャンプ遊びと脳の関係について】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上
脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。
私たちが行っている柳沢運動プログラムの中でも「ウサギ」や「カンガルー」などのジャンプ遊びや縄を跳び越す遊びではジャンプする動作を行います。
柳沢運動プログラムで行っている様々なジャンプ遊びが乗っている資料はこちら
また、保育園や幼稚園などでは音楽に合わせてジャンプするリトミックや音遊びなどもあると思います。
今回はジャンプすることによる脳への効果についてです。
ジャンプの動作だけ見ると、足腰の筋力向上だけと思われがちですが
脳にも良い影響があることが分かっています。
ある研究では、「リズムジャンプ」によって認知機能が向上するという研究報告があります。
音楽に合わせて様々なジャンプを行うリズムジャンプは、他の有酸素運動に比べて、脳を広範囲に使う運動であり、
また飛び跳ねることで血流が増えることも影響していると思われます。
一方、子どもの跳躍動作に対する運動プログラムの影響を研究した結果、
「跳躍動作は日常生活や遊びの中に多く出現する動作であることから、運動プログラムの影響を受ける以前に発達していた可能性」
も指摘されています。
幼い子どもはベッドやソファーの上で飛び跳ねるのが好きですが、ジャンプは、人間が心身を鍛えるための本能的な動きなのかもしれません。
時には、動物になりきって物語の一部のようにどこかへ向かう時にジャンプで移動したり、
時には、音楽に合わせて自由にジャンプしてみたりと楽しくジャンプ運動を取り入れてみてください♪
参考文献:
・津田幸保、小野みどり「リズムジャンプが児童の認知機能に与える影響」『美作大学・美作大学短期大学部紀要』第63巻、2018年
・角南俊介「未就学期児童の跳躍同作発達に対する運動プログラムの効果」『経済論集』第41巻2号、東洋大学、2016年。
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