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【足裏のセンサーの重要性】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上

脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。

 

今回は足の裏についてのお話です。

 

柳沢運動プログラムの中では、「綱渡り」や「線渡」といった遊びがあります。

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私たちの足の裏にはメカノレセプターと呼ばれる感覚センサーが備わっています。

 

私たちが立っている時、足の裏にある感覚センサー(メカノレセプター)が

「今前に5度くらい傾いているよ!」、「今度は斜めに傾いているよ!」と今立っている場所から入力された

情報を脳に伝達します。脳はこれらの情報をもとに、状況に合った動きを選んで、

各筋肉に指令を出し、筋をコントロールすることでバランスを取ったり、立位を維持します。

 

この感覚センサーががうまく機能していないと、脳からの適切な指令が出せず、

本来使わなくても良い部位に力が入ってしまい、ケガにつながってしまう可能性もあります。

 

特にメカノレセプターが集中している箇所は、

親指・足の指の付け根・小指から踵に掛けての足の外側のライン・踵周辺です。

 

お子さんと活動していると

・立っている時にふらふらしてしまう。

・歩くと左右にふらついてしまう。

・片足立ちが苦手

というお子さんの姿を目にすることがあります。

この背景には足裏の感覚センサーがうまく働いていないことが考えられます。

 

メカノレセプターを活性化させていくためには

あえて失敗経験(不安定な状況)を脳(小脳)に

記憶させて正しいバランスの取り方を学んでいくことが大切になります。

不安定な状態でも安定した姿勢が保持できることはバランス能力や運動能力全般の向上にもつながります。

 

具体的な遊びは、安全な環境であれば、裸足で活動したり、

平均台を歩く遊び、マットを折りたたんで凸凹道にして

歩いてみる。

足の指をグーパーと閉じたり開いたりする遊びもオススメです。

 

また、バランスディスクの上を歩いていくことも良いでしょう。

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足の裏からの感覚を伝えるメカノレセプターを活性させて、

バランス能力と運動能力を高めていきましょう♪

 

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