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【視力と視機能】 脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上

脳科学で子どもの学力・体力・運動能力の向上を目指すこどもプラスです。

 

【視力と視機能】

 

こんにちは。

『身体・心・脳を育て、すべての子ども達に身体を使って楽しさを伝える』

【運動保育士会】です。

 

最近ではお家にいる時間が長くなり、

メディア機器に長い時間触れる場合、

お子さんの視力が低下しないか心配な親御さんも

いらっしゃるかと思います。

 

まず、視力とは物の形態を識別する能力のことを指します。

もちろん視力も大切ですが、

視覚機能もとても大切な目の機能です。。

それも学校で必要な目の機能とは何かをご紹介いたします。

 

我々の目は小さな6つの筋肉

(上斜筋・上直筋・内直筋・外直筋・下直筋・下斜筋)で

コントロールされています。

片目だけでは物を立体的に捉えられない為、

左右12個の筋肉が連携し合うことで、

なめらかで複雑な目の動きが可能となります。

そして、目には様々な機能が備わっており、

それらを上手く組み合わせて使うことで

学習や運動を効率よく行うことが出来ます^^

 

●固視

自分が見たいものに目を向け、その対象を見続ける。

事例:見本を見る、相手の顔を見る。

●追視

動く物・並んでいる物に視線を向け続け、

動きに合わせて追い続ける。

事例:ボール遊び全般、教科書の字を読む。

●輻輳(ふくそう)

目の前の対象に両目のピントを合わせるため、目が鼻側へ集まる。

事例:黒板から自分のノートに視線を移す。

●サッケード性運動

現在見ていない別の対象物に瞬間的に視線を向ける。

事例:お手本と自分が書いている文字を見比べる、

本を読む時に行の最後から次の行へ視線を移す。

●中心視

意識してものを見る時に使います。

一点を凝視することで色や形を正確に捉えることが出来る。

●周辺視

景色を見たりなど、動作時に無意識にぼんやりと

見ている時に使います。中心視の周辺部の広い範囲の動きや

位置を捉えることが出来ます。

動いている物や光に対して反応が速いのが特徴です。

 

学習に必ず必要になる目の上記の機能や動きは、

「ビジョントレーニング」といった訓練でも向上できますが、

現代の子に失われつつある遊び・・・

鬼遊び・固定遊具遊び・ふれあい遊びなどを

幼児期からたっぷり経験させてあげることで、

就学前から視覚機能を向上させることが出来ますよ!!

 

 

 

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